毎日の美容やスキンケアにおいて、洗顔料は欠かせないものです。ですが、本当に自分に合った洗顔料を選んでいらっしゃいますか?肌に合わせた洗顔料の選び方や、使い方についてお悩みではありませんか?
今回は、洗顔料の基本的な使い方や商品の選び方について、皆さんにお伝えしたいと思います。肌を健やかに保つために、是非参考にしていただければと思います。
洗顔料の基本的な説明
洗顔料とは、皮膚を清潔に保つために使用するスキンケア製品のことを指します。洗顔料は、化粧品や汚れ、油分、老廃物などを取り除いて、肌を清潔で柔らかい状態にすることができます。
洗顔料は、肌質や年齢、男女問わず幅広い層で使用されており、スキンケアに必要不可欠な製品とされています。洗顔料は、石鹸やクリームタイプ、ジェルタイプなどさまざまなタイプがあります。肌に合わせて、適切なものを選ぶことが大切です。
洗顔料を使う目的
洗顔料を使用する目的には次のような項目が挙げられます。
肌を清潔にする
化粧品や汚れ、油分、老廃物などを取り除くことで、肌を柔らかい状態にすることができます。
肌に栄養を与える
洗顔料には、肌に必要な栄養成分が含まれていることがあります。これらの成分を与えることで肌を清潔にすると同時に、栄養を与えることで健やかに保つことができます。
肌を整える
洗顔料を使用することで、肌が乾燥や赤ら顔を起こしにくくなり、肌を整えることができます。
肌に若々しい見た目を与える
洗顔料には、エイジングケア成分※が含まれていることがあります。これらの成分を肌に与えることでツヤやハリを与えることができるので肌に若々しい見た目を与えることができます。
※年齢に応じたケアのこと
洗顔料の種類
様々な肌の特徴の方が選べるように洗顔料も様々な種類が展開されています。まずは洗顔料の種類とそれぞれの特徴を把握しましょう
。
参考:ダーマロジカの洗顔料一覧
石鹸
石鹸は、洗浄力が強くコストパフォーマンスに優れ、また環境にやさしいという側面もあります。泡立ての必要性があることや洗浄力の強い界面活性剤が肌の刺激になる場合があります。しかし最近ではオリーブオイルなどを基にしたものもあるためしっとりと潤いを与えることができます。
クリームタイプ洗顔料
クリームタイプ洗顔料は、肌に優しくしっとりと塗布されるクリーム状の洗顔料です。油分をたっぷり含んでいるため、乾燥した肌や敏感肌に向いているタイプです。
ジェルタイプ洗顔料
ジェルタイプ洗顔料は、水で溶けるジェル状の洗顔料です。汚れをやわらかく浮かせることができます。洗い上がりが清潔感のあるタイプで、脂性肌や汚れが気になる肌に向いているとされています。水を加えて泡立てるタイプのジェル洗顔料もあるため、使用方法をしっかりと確認して使用してください。
フォームタイプ洗顔料
フォームタイプ洗顔料は、そのまま泡で出てくるタイプの洗顔料です。比較的清潔感があります。もともともっちりとした泡が出てくるので、泡立てる手間がなく、濃密な泡で汚れをしっかりと落としてくれるタイプです。
クレイタイプ洗顔料
クレイタイプ洗顔料は、クレイやチャコールを使用して肌の過剰な皮脂を吸着して落としてくれる洗顔料です。吸着するためパックのように肌に乗せて少しの時間放置するものが多いです。皮脂が多い方におすすめのさっぱりできる洗顔料です。
洗顔料の選び方
現在お使いの洗顔料が自分の肌に適切なのかわからない?もっといい商品があるのではないか? と考えたことは誰しもあると思います。自分の肌に合った洗顔料を選ぶことは意外に複雑です。さまざまな要因があるので、以下を考えながら洗顔料の選び方をしっかりと考え、肌に合う洗顔料を使用することで、肌を健やかに保つことができるでしょう。
年齢に合わせた洗顔料を選ぶ
年齢によって肌の内側の状態は変化するため、ハリや水分量など色々と変化します。まずはその特徴と各年代に合ったケアをご紹介します。
10代から20代
10代から20代は肌の変化が激しい時期です。このような時期には、肌が敏感になりすぎないように気をつけることが大切です。おすすめの洗顔料は、肌に優しい泡立ちのよい洗顔料や、保湿力があるクリームタイプ洗顔料です。また、毛穴の開きやニキビが気になる場合は、角質をやわらかくする酵素洗顔料も選びやすいです。
20代後半から30代前半
この年齢層の方は、肌が若々しく弾力を持っているため、肌質を崩さずにpHのバランスを調整する洗顔料が適しています。泡立ちのよい洗顔料や、油分をやわらかく浮かせるジェルタイプ洗顔料がおすすめです。
30代後半から40代前半
この年齢層の方は、肌のコラーゲンが少なくなったり、年齢に応じたケアが必要になったりする場合があります。肌質を崩さずに、エイジングケア※効果のある洗顔料を選ぶことがおすすめです。
※年齢に応じたケアのこと
保湿成分や、肌を引き締める成分が含まれたクリームタイプ洗顔料や、肌のpHバランスを崩さずに潤いを与えるジェルタイプ洗顔料が適しています。
50代以降
50代以降には、肌のエイジングが進み、肌質や構造が変化することがあります。このような場合には、肌を引き締めたり、肌の水分を補充したりする洗顔料がおすすめです。
- 保湿力があるクリームタイプ洗顔料
- 美容成分を配合した洗顔料
- シワやたるみをケアするエイジングケア※洗顔料
※年齢に応じたケアのこと
また、50代以降には、肌が敏感になることもあります。敏感肌に合わせた、刺激を与えにくい洗顔料や、肌に負担をかけない無香料・無着色の洗顔料も選ぶ必要も出てきます。
肌質に合わせた洗顔料を選ぶ
肌質は常に変わりうるものです。その時々の肌の状態に合った洗顔料を選ぶことで肌を健やかに保つことができます。ダーマロジカのフェイスマッピングを使用することで常に自分の肌の変化を把握することができます。1ヶ月に1度チェックするのがおすすめです。
脂性肌(オイリー肌)
脂性肌は、油分が多くて汚れやすい肌です。比較的洗浄力の高い洗顔料を選ぶことが効果的です。泡立ちのよい洗顔料や石鹸、皮脂をしっかりと吸着するクレイタイプ洗顔料がおすすめです。
中性肌(普通肌)
中性肌は、油分と水分がバランスよく保たれている肌です。お肌に負担をかけず、しっとりと潤いを与える洗顔料がおすすめです。クリームタイプ洗顔料や、肌のpHバランスを崩さずに潤いを与えるジェルタイプ洗顔料が適しています。
刺激になることが少ないと考えられるので自分の好みの香りやテクスチャーの商品を選ぶこともスキンケアの時間を豊かにするためにおすすめです。
乾燥肌
乾燥肌は、水分や油分が不足しやすい肌です。放置すると敏感性を帯びてくることもあるため早めのケアが必要です。油分を多く含んだクリームタイプのしっかりと保湿力をもつ洗顔料で洗い上げることで乾燥による肌ダメージを防ぐことができます。
敏感肌
敏感肌は、肌が薄く、外界からの刺激に敏感な肌です。季節の変わり目やホルモンバランスの変化によってバリア機能が弱まりこの状態になる方も多いのではないでしょうか?敏感肌には刺激を与えにくい洗顔料がおすすめです。以下のタイプ洗顔料だと肌に少ない負担で洗うことができます。
- 弱酸性
- 泡立ちが良い
- クリームタイプ
- 無香料
- 無着色
成分を確認する
洗顔料を選ぶ際には、成分を確認することが大切です。成分をチェックすることで、肌に合った洗顔料を選ぶことができますし、肌に合わない成分が含まれていないかを確認することもできます。
成分をチェックするには、商品に記載されている成分表示を確認します。成分表示は、商品のパッケージに記載されていることが多いです。成分は、含有割合が高いものから低いものまで順番に並んでいます。
またアルコールやスクラブ成分、合成香料、合成着色料などが肌に刺激となる方もいらっしゃるため、肌に合わないと感じる人やスキンケア商品を刺激に感じやすい人は、これらを含まない成分を選ぶよう心がけることができます。
ブランドや値段を比較する
洗顔料を選ぶ際には、まずは自分が求める効果や使用目的を明確にしておくことが大切です。そして、比較するときには、以下のような項目を考慮することができます。
ブランドや商品名
ブランドや商品名を知っていると、そのブランドや商品のイメージを想像することができます。商品のイメージを想像することで、商品に対する期待値を把握することができます。
成分や効果
商品によっては、様々な効果を持った成分が配合されています。自分が求める成分やその効果を発揮する商品を実際に手に取って使用してみることも重要です。
口コミや評価を参考にする
洗顔料を選ぶ際には、口コミや評価を参考にすることができます。最近ではLIPSやアットコスメ、また公式サイトの商品ページなど様々なプラットフォームから確認することができます。
口コミや評価を参考にすることで、商品を詳しく知ることができますし、他の人がどのように商品を使用しているのかを把握することができます。口コミや評価を参考にする際には、以下のような項目を考慮することで検討している商品が自分に合っているかを判断することができます。
口コミや評価を書いている人
同じような肌質や年齢層の人が書いている口コミや評価を参考にすると、自分に近い状況を想像しやすくなります。
口コミや評価の内容
口コミや評価の内容を読むことで、商品の効果や使用感を把握することができます。また、商品に対する良い点や改善してほしい点もわかります。
口コミや評価の数
口コミや評価が多い商品は、より多くの人に使用されていることが示されています。また、口コミや評価の数が多い商品は、商品の効果や使用感がより正確に把握できることもあります。
洗顔料の使い方
お肌を健やかに保つために洗顔は欠かせません。ですが、洗顔料の使い方を間違えると逆効果をもたらすこともあります。ここでは洗顔料の使い方について、わかりやすくご紹介します。
洗顔の前準備
メイクを落とす
メイクをしている場合は洗顔の前に必ずメイクを落としてください。特にアイメイクは肌に刺激を与えることがあるので専用のリムーバーでしっかり落としてから洗顔してください。
汚れを浮かせやすくする
汚れが浮きやすくなるように顔を温めることが有効です。特に冬場などは手も顔も冷えていることが多いので蒸らしたタオルなどを使用して温めるようにしてください。
洗顔のステップ
手を洗い、乾かす
手は1番汚れやすい部分です。顔を洗浄する前に手も忘れずに清潔にしましょう。
顔を濡らす
洗顔料がいきなり肌の上に乗ると刺激になる場合があります。少し冷たいと感じる32-34℃で顔を濡らしましょう。
適量の洗顔料を取り、手で泡立てる
泡立てる必要がある洗顔料は必ず泡だててください。濃密な泡は汚れをしっかりと吸着してくれます。
泡で顔を洗い、よくすすぐ
泡で洗うことがポイントです。これはクリームやジェルの場合でも同様で手で洗わないように注意してください。手で擦るようにしてしまうと肌の刺激になります。
水で顔をよく洗い流す
汚れをしっかりと洗い流してください。汚れが残っていると肌トラブルの原因になることがあります。
顔をタオルで軽く拭き取る
タオルは顔に当てるだけで水分を吸着します。こすらずに優しく当てて、水分を拭き取りましょう。
洗顔をした後は、酵素洗顔パウダーなどで古い角質をケアすることも重要です。洗顔料だけだと角質の上の汚れまでしかアプローチできないのでターンオーバーのサポートのためにも毎日することをおすすめします。詳しくはこちらをご覧ください。
参考:毛穴対策に効果的な「酵素洗顔」!その魅力と注意点とは?
洗顔料使用後のスキンケア
洗顔料を使用すると、皮膚は乾燥しやすくなることがあります。そのため、洗顔後は必ず化粧水や保湿クリーム、乳液を使用することが大切です。保湿クリームや乳液を使用することで、皮膚に水分を補充することができます。
また、保湿クリームや乳液には、皮膚を保護する成分や保湿効果を高める成分が含まれていることがあるので、潤いを保つことで肌を健康的に保てます。使用する保湿クリームや乳液は、肌質や季節に合わせて選んで使用しましょう。
さらに、日差しや乾燥した空気などにさらされると皮膚は乾燥しやすくなるので、日中は数回にわたって化粧水や保湿クリーム、乳液を塗りなおすことをおすすめします。ミストの細かいスプレータイプの化粧水などを利用すると、化粧の上からでも使用できるのでおすすめです。詳しくはこちらをご覧ください。
参考:ダーマロジカ|化粧水一覧
洗顔料を使いすぎることで肌に与える影響
洗顔料は皮脂や汚れを除去することができます。しかし、洗顔料を適量以上に使用すると、皮膚を過剰に乾燥させることがあります。
また、洗顔料は皮膚に刺激を与える成分を含んでいる場合があるので、過剰な使用は皮膚を傷めることもあります。商品ページやパッケージに記載されている推奨量にしたがって洗顔料を適量だけ使用するように心がけましょう。
自分の肌と洗顔料をよく知ってから洗顔料を使用しましょう。
ここまで読んでいただきありがとうございます。自分の肌に合った洗顔料を選ぶためには
- 自分の肌を理解する
- どのタイプの洗顔料が自分に合いそうか目星をつける
- 具体的に自分に相性が良さそうな商品をピックアップする
- 口コミや評判をチェックして客観的なデータもみる
- 使用方法に注意して使用する
これらのステップを意識することでこれまでよりも納得感を持って洗顔料を使用して、より健康的な肌に近づけることができます。
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