乾燥肌を予防する7つの重要なポイント
肌タイプや肌質とは関係なく、「乾燥している」と感じていなくとも肌は常にうるおいを求めています。肌が乾燥していると、赤み、かゆみや肌バリアの乱れにつながりやすくなってしまいます。 今日は肌を乾燥させないための7つのポイントをご紹介します。 1.季節の変わり目にスキンケアを見直す 大気中の汚染物質、気候の変化、忙しい日々のライフスタイルなど、さまざまな要因が肌の乾燥を引き起こします。生活環境は、肌にダイレクトに影響します。 スキンケアに正解はありません。スキンケア選びは、肌が求めているものが何かを考えましょう。季節による変化、生活習慣、またそれによって肌が何を求めているかを考えてスキンケアを見直しましょう。 2.日焼け止めを使用する 紫外線がシミやシワなどのエイジングサインの原因になることはよく知られていますが、紫外線は肌の乾燥も引き起こします。紫外線は窓も透過するため、ダーマロジカでは室内でも日焼け止めの使用をおすすめしています。 3.肌の上でも水分は蒸発する 化粧水や美容液など水溶性成分がメインの製品は、肌につけた直後から少しずつ蒸発してしまいます。肌を効率よく保湿するためには、この蒸発を最小限にする必要があります。 肌の水分サイクルを意識して、外から水分を与えるだけでなく保湿クリームなどの他のアイテムも利用しながら、飲み物で水分を補うことで内側からも水分を摂ることが重要です。 4. 乾燥はそのままにすると悪化する 保湿を忘れたときの乾燥は、その時だけの乾燥に終わりません。肌は一度乾燥すると、バリア機能が壊れていく傾向があり、赤みやかゆみの原因になります。 これは、十分な水分を補給できていないとき、保湿美容液や保湿クリーム、また日焼け止めを塗り忘れることが原因となります。全てのステップを一度に始めることは難しいかもしれませんが、少しずつ行ってみましょう。肌の変化を感じることができると思います。 5. 保湿状態を保つ 毎日肌にうるおいを与えることがとても重要です。十分なうるおいのある肌は、なめらかでふっくらとしています。また、先ほどご紹介したように、スキンケアによって直接肌にうるおいを与えるだけでなく、水分を摂ることも大きく影響します。 6. 保湿成分を取り入れる 保湿成分にも様々な種類があります。取り入れる成分によっては肌を乾燥させてしまうこともあるため、自分の肌に合う成分を理解することも大切です。 保湿成分はたくさんの種類があり、以下はその一部の例です。 ヒアルロン酸:水分を抱え込む特徴を持ち、スキンケアに取り入れることで保湿をサポートします。 ポリグルタミン酸: 発酵大豆由来の成分。肌に水分を与えるだけでなく、肌表面からの水分蒸発も防ぎます。 糖類、アミノ酸:肌に元々存在する成分。水分と結びつく特徴を持ち、将来的な水分の蒸発を防ぎます。 乳酸桿菌発酵液、カラスムギエキス:肌の常在菌に着目して配合される成分。肌のモイスチャーバランスを整えます。 7. 保湿クリームだけでは不十分? 保湿クリームまで付けたのに、まだ乾燥していると感じることはありませんか?そんな方は、保湿美容液を試してみてください。 保湿美容液は水分を肌に結びつけることに優れています。保湿クリームは比較的油性成分の多い配合をしているため、水分が蒸発しないような機能を持ちます。水分を与え、水分を肌と結びつけ、蓋をする。この一連の流れを理解してスキンケアを行うと効果的です。 このように、乾燥には様々な原因があります。保湿を怠ると肌は乾燥し、肌バリアがダメージを受け、そして最終的には肌が敏感性に傾きます。 肌がトラブルを抱えた時に対処することはもちろん必要ですが、日常的に保湿を心掛けることで、肌トラブルの起きにくい状態を保ちましょう。 ...