【メンズスキンケア】オイリー肌が気を付けるポイント
夏でなくても、冬の寒い季節でもテカりが気になる『オイリー肌』。男性は女性よりも特にオイリー肌になりやすいと言われています。 メンズの肌はなぜオイリーになりやすいの? 男性の肌質は女性に比べて皮脂を過剰に分泌する一方で、『水分量』が少ないと言われています。そのため思春期をピークとして、大人になってからも皮脂の分泌量が多い!と感じられる方が多いとされています。 また日常的にスキンケアやメイクをする男性が少ないことから 自分の肌をしっかり見られていない 自分の肌に合ったスキンケアをできていない/よくわからない という方が多いという理由も挙げられます。 それではメンズスキンケアでは何に気をつけて、どのような製品を使用していけば良いのかを説明していきます。 日常で少し気をつけるだけでも変化を感じられることもあるので、ご自身の生活習慣と照らし合わせてみてください。 こんな習慣がメンズの肌をオイリーにしている 肌のことを気にする機会が少ないと、意外なところでオイリー肌を加速させる行動をしている可能性があります。オイリー肌の原因を考えていきましょう。 肌が乾燥して皮脂が出やすくなっている 『オイリー肌なのに乾燥?』矛盾しているのでは?と思われる方もいるのではないでしょうか? 私たちの体は乾燥から肌を守るために、肌表面で水分と皮脂が混ざった皮脂膜というものを形成しています。 クーラーの風などで湿気が低い環境にさらされると、肌の水分が奪われるため『乾燥状態』になります。 すると肌は保湿しようとして『皮脂』をたくさん出すため、オイリー肌になります。 肌の乾燥を加速するのは以下のような環境や行動です。 湿度の低すぎる環境 あぶらとり紙で皮脂を取りすぎる 洗浄力が強すぎる洗顔料での洗顔 これらの環境や行動を避けることが脱オイリー肌の一歩です。 こする洗顔、こする拭き取り 洗顔の多くが科学的に肌表面の汚れを落とします。落ちている感じがしない、物足りないという方はついつい『こすって』汚れを落とそうとします。 食事や食器洗いの時を考えてみてください。 お皿に乗った油はいくら指でこすっても伸びるだけで落ちません。これは肌の上でも同じで『こする洗顔』では汚れは落とせず、肌のバリアを傷つけてしまいます。 ここでいう肌のバリアとは先述した『皮脂膜』のことです。つまり『こする洗顔』は乾燥を招いて、結果的にオイリー肌になります。 泡立てる洗顔であれば『泡』で、クレイ洗顔であれば『クレイ』で肌の汚れを落とすことができるので、肌に直接指が触れないように洗顔することを心がけましょう。 熱すぎる、冷たすぎる水での洗顔 洗顔に欠かせないのが『水』です。朝の目覚めや夏では『冷たい水』、寒い冬では『熱いお湯』で洗顔していませんか? 『熱いお湯』は皮脂を過剰に溶かして乾燥状態に近づけ、『冷たい水』は毛穴を収縮して皮脂が出にくくなりますが一時的なものであり、肌のダメージとなりバリア機能に刺激を与えます。 洗顔する時は少し冷たいと感じるくらいの温度の水(32度ぐらい)を使用すると肌にダメージを与えずに済みます。 油っぽいものを食べすぎている 体から排出されるものは、体に取り入れたものです。油っぽいものばかり食べていると当然、バランスを保つために体は油を皮脂腺からも排出しようとして結果的にオイリー肌になります。 そのため普段から油が多いものを避けて、バランスの良い食事を意識すると排出する皮脂のコントロールができるようになります。 オイリー肌だから保湿しない! ここまで読んでいただけたら、もうお分かりの方も多いと思いますが『オイリー肌』の方こそ保湿は重要です。 保湿というと油っぽいクリームを想像して、『オイリー肌だから塗る必要がない』と思われたり、そもそも『ベタつく感触が苦手』と思われたりする方も多いと思います。 ですが、しっかりと洗顔をした後に適切に保湿することは、肌バリアである皮脂膜と同じ状況を作ってあげることであるため、肌が過剰に皮脂を出す必要がなくなります。 また中にはオイルフリーの保湿剤という製品もあるので、ベタつきが苦手なオイリー肌の男性には是非それから始めてみてください。 ホルモンバランスが崩れる...